以前は肩こりというと、ちょっと年を重ねた人がかかる症状といったイメージがありましたね。
しかし、現代では意外にも20代からすでに肩こりで悩んでいるという人が多いようです。
何故かというと、やはりこれは生活様式が多様化してきたこと、とりわけネットや電子機器が発達してきたことが、大きく影響しているといわざるを得ないのではないでしょうか。
携帯電話をはじめ、ここ数年でのスマートフォンの爆発的な普及は皆さんも周知のことでしょう。
しかしそのスマートフォンを使いながら歩いたり、電車のなかでもずっと調べものにＳＮＳ、画像アップなど、手放せないなんて方も急増中。
そうなってくると、体にはさまざまな歪みが生じてきているのです。
そういった歪みかというと、「猫背」「眼精疲労」「ストレートネック」などといったもの。
猫背は肩こりの大きな原因のひとつですし、眼精疲労からの頭痛に肩こりも、今まででは年配の方が仕事でパソコンを触っていて…というものだったのが、20代にも広がっているのです。
さらにはストレートネックという、頚椎は自然な状態ですと前方にゆるやかに湾曲しているのですが、それがまっすぐな状態になってしまうもの。
ストレートネックになると、筋肉に緊張が生じ、神経まで圧迫してしまい、酷い場合は腕が痺れる、冷えが酷くなってだるさを感じるなどといったことに。
最近よく見かけるＣＭといえば、柔軟剤のＣＭですが、最近この柔軟剤のニオイがきつすぎて、住民トラブルになったケースがありました。
メーカーはこぞって洗剤や柔軟剤に香りをつけていますが、実は香りも度が過ぎると頭痛や肩こりなどを引き起こすことがあるのです。
この住民トラブルのケースでも、隣人が良かれと使っている柔軟剤の香りが強すぎて、毎日洗濯するたびに不快感を覚えていて、体調を崩したということ。
もし自分の使っている柔軟剤で、自身の体調を悪くしたり、肩こりになったりしていたとしたら、ちょっとガッカリですよね。
ちょっとした例を挙げましたが、現代はさまざまなモノや機器が簡単に手に入って、とても便利な世の中になりました。
しかしそういった中で、運動不足になったり、ずっと電子機器とにらめっこしているような状態では、肩こりの悩みは改善しないのではないでしょうか。
時にはアナログに、友人と楽しく呑みにいくなどして、ストレスを溜めないようにしたいものですね。