皆さん必ず一度は、「肩こり」になった経験があるのではないでしょうか？
極度に緊張した、肉体労働をしている、同じような姿勢を保って仕事をしているなどが原因となって、肩から首筋のあたりが痛くて辛い…。
こういった時に「肩がこった」と表現しますよね。
ではこの肩こり、実際どういったことから発生しているんでしょうか？
メカニズムについて簡単に解説してみましょう。
先ほどのような日常生活が重なると、肩の部分の筋肉の緊張から血流が悪化して、疲労物質（乳酸）がたまってしまうのです。
乳酸は基本的にはミトコンドリアによって酸化されて、エネルギーとして再利用されます。
しかし過度な運動などが続くと、酸化が追いつかなくなって、血中乳酸がたまり、筋肉の活動に支障をきたしてくるんですね。
こういったメカニズムで「肩こり」が起こるのですが、慢性的に悩んでいる方もいらっしゃるので厄介なもの。
ただの肩こり、とあなどってはいられないほど辛い場合もあるものなんです。