辛い肩こりに悩んでいるなら、いったい何が原因なのかつきとめることからはじめることが必要です。
まず整形外科で、根本的な原因を診断していただくことが大切。
肩こりの症状で整形外科に行くと、どういった治療を行っていただけるのでしょうか。
肩こりになってしまう原因は日常的に行っていることが、大きく作用していることが意外に多いのです。
ですから日常生活の改善も、外科治療とともに必要となってくるようですね。
必要に応じてレントゲン撮影、筋電図や血圧の測定、MRIなどを行います。
診察には問診をはじめ、神経学的な見地からの診察、触診によって筋の緊張の度合い、圧痛の有無、関節や頚椎などに異常がないかをチェックします。
肩こりには頭蓋骨や頚椎の病気、目や耳鼻咽喉系の病気や、関節の病気が隠れていることも多いものなのです。
高血圧が原因で肩こりになっているなんていう場合もあるんですね。
整形外科での肩こりの原因の診断により、以下のような療法を用いて改善を促します。
原因によって治療の方向性が異なるため、個人に適した療法を用いていくことになるんですね。
マッサージ療法…筋の緊張を緩和したり、筋肉の血流を改善させるのがマッサージ療法です。
温熱療法 …筋の緊張を緩和するために蒸しタオルなどで温めていくのが温熱療法です。
運動療法 …筋肉が弱いことで正しい姿勢が保てない事による肩こりの場合、筋力の強化を行うのが運動療法です。
薬物療法 …シップを用いたり、筋の緊張による肩こりなどの場合、筋弛緩薬、局所注射を使う薬物療法を行います。
マッサージなどで肩こりが改善してきた時に2時間以内に睡眠に入り、6時間半以上眠ると翌日かなり肩こりが回復しますので、治療後睡眠導入するといった治療がを行う「肩こり専門外来」も。
その他の原因となっている疾患が内科や循環器など別のところにある場合は、その治療を行う事が必要になります。